いろいろな企業に訪問させていただいており、共通的に思うことがある。
自分の想いを「語る」ことをされる人は多いが、その想いを「資料化する」ことが苦手な人も多いような気がする。
言葉で表現するということは頭にあるものをその場で相手に伝える動作ではあるが、整理できていないことが多い。
その場での発想として相手に捉えられてしまい、相手を納得させるチカラが弱く、強い想いが伝わってこない。
何が課題であるかを語る人がいる。「今このようなことを実施しているが、●●に時間がかかる。」
⇒なぜその作業に時間がかかるのですか?どのくらい時間がかかるのですか?
⇒ムダな動きがあるのですか?そもそもその作業は必要なのですか?
---結果、会話(言葉)では真の課題が抽出できないことが多い。
だから資料化することは非常に重要であると考える。最初はホワイトペーパーになぶり書きでよいのである。
自分の頭の中を整理することができる
まずは紙に書いてみる。体裁など今はどうでもよい。長文は不要、短文で。それを枠で囲ったり、矢印などでつなげたりしてみる。
なぜそうなのかを短文で書いてみる。つなげてみる。パターンや条件があれば並べてみる。例外事項ではあるが発生することも書いてみる。
そうすることで漏れなくまとめることができる
事象を俯瞰することで、発見できなかった新たな気付きが生まれる。
相手に何を伝えるかを明確にすることができる
作成した資料を頭の中で説明しながら、相手に伝えるべきことを定めることで想いのブレを排除する。
見直しに利用できる
作成した資料は必ずデータ化する。(パワーポイント等で)
そうすれば、見直しが楽である。
想いを形(資料)に
癖をつけることをお勧めします。
ビジネスフレームワークの活用は特にオススメです。
体系立てて整理できる。
「何が言いたいのかわからない」と言われる方。
資料にまとめましょう。
思いつくままに。