自宅でノートパソコンを利用して在宅勤務
新型コロナウイルス感染症対策でテレワークなどの対応など、ワークスタイルが変化しています。自宅でパソコンを利用し、資料作成やメール、ウェブ会議、チャットなどITを活用した働き方に変わりつつあります。
自宅で会社の重要な資料を作成する、自宅にいながら仕事のメールをする、ZOOMを使ってWeb会議 とインターネットにパソコンをついないで非常に便利に活用しています。
しかし一方では、ウイルスは大丈夫か、このパソコン乗っ取られていないか、踏み台になって加害者になっていないか等、セキュリティ面での不安を意識していますか。
Windowsパソコンの場合、標準のWindowsDefenderだけでは、ウイルスの脅威からは守れているとはいいがたい。Windowsも毎月のようにUpdateがかかっています。
但し、恐れていては何も利用できません。ZOOMの場合も、中国云々、ZOOM爆弾などが言われてきたが、Updateも頻繁に出ておりアプリケーションとしての対策はされているものと思われます。
「そのような脅威があるんだ。」ということを意識(認識)したうえでまずは利用したい所であります。
でも何となく、その私が気になっていることは、「ノートパソコンにほぼ標準でついているカメラやマイク、これって本当に乗っ取られていないか」 ということなのです。
カメラとマイク
ウイルスに感染した場合などは、何らかの現象が出るためパソコンではすぐに判明するでしょう。しかし怖いのは、何も現象が出ず分からないことです。
特に心配なことは、カメラやマイクの知らない間の乗っ取り。
インターネットにつながっている便利な状況であるからこそ、勝手にカメラやマイクにつながれ、世界に公開されることは脅威です。音声だけでなく画像があるため、ある意味盗聴器よりたちが悪い。
カメラが動作していること、マイクが動作していることはパソコン上でどこにも表示されていない。(カメラは場合によっては、動作中のLEDランプがついているものがあるかも)
位置情報
また、位置情報もしかり。GPS機能からの情報を特殊な場合を除き教える必要はないはずです。
生活における利便性から、アプリによってはGPS情報を提供することにより使い勝手がよくなる場合がありますが、仕事で利用する際には有効でなくてもよいのではないでしょうか。
ではどうすればよいか?
ズバリ、上記、カメラ・マイク・位置情報は「無効」(オフ)にしたほうが良いと思います。
ZOOM、SKYPE、TeamsなどWeb会議のツール(アプリ)を利用する場合には、そのアプリのみ「有効」(オン)にすればよいのです。
Windows10の場合の具体的な設定方法は
①設定「⚙」をクリック
②「プライバシー」をクリック
③画面左の「アプリのアクセス許可」で
位置情報、カメラ、マイク が各々あるので、その設定を見直す
カメラ、マイクの場合、有効(オン)にはするが、「アクセスできるMicroStoreアプリを選ぶ」にて
必要なアプリのみオンとして、あと利用しない(もしくは知らない)アプリはオフにする
必要に応じて、使いながら設定の見直しをかければよいと思います。
まとめ
■ノートパソコンのカメラやマイクは知らぬ間に動くことが怖い。
■だから、Windowsのプライバシー設定で、最低限の許可を行なおう。