デスクトップパソコンのハードディスクをSSDに交換

10年使い続けている古いパソコンもサクサクと動作できるようになりました。自己責任ではありますがお試しを!

事務所にて現役で活躍している古いデスクトップ

システムの開発やテストをしていた経緯もあり、事務所には古いデスクトップが存在しています。中には製造年月が2011年のi7のパソコンもあります。最近のパソコンはノート型ばかりを購入しており、最新のデスクトップは存在しません。アップグレードにてすべてWindows10に移行はしていました。

何気なく利用してはいましたが、どのデスクトップも起動が遅く、電源を投入後利用できるまでには2分くらいかかります。最近は面倒なので、スリープ機能を活用して何とかしのいでいました。

今回、ふと備品ロッカーを整理していたら、昨年末にノートパソコンが故障した際に購入した、未使用のSSD500GBが出てきて、「これだ!」と思いつきました。

SSD交換の計画

対象となるデスクトップは5台。タスクマネージャーで見てもディスクがネックになっているのは明白!どれも5400rpmのハードではあるが年代物。

デスクトップ1号機  製造年月 2011年3月 i7-2600@3.4GHz  MEM: 8GB 1TB

一番古いが腐ってもi7。とはいえ遅い。。WindowsUpdateも終了が一番遅い機器。外部受託企業にメンテナンスの為設置しており、ほとんど利用はしていない。

デスクトップ2号機  製造年月 2012年3月 i3-2120@3.3GHz MEM:8GB 1.5TB

大手町オフィスに設置しているメイン業務で利用するパソコン。必ず「スリープ」で終わらせている。

デスクトップ3号機  製造年月 2012年6月 i5-3450@3.1GHz MEM:12GB 500GB

大手町オフィスに設置しているウェブ会議専用のパソコン。これまた必ず「スリープ」で終わらせている。

デスクトップ4号機  製造年月 2013年7月 i5-3470@3.2GHz MEM:12GB 1TB

大手町オフィスに設置しているサブでメールやネットを閲覧するために利用するパソコン。これまた必ず「スリープ」で終わらせている。

デスクトップ5号機  製造年月 2013年10月 i7-4770@3.4GHz MEM:16GB 2TB

本社に設置している事務業務関係を中心に利用しているパソコン。これまた必ず「スリープ」で終わらせている。

SSDへ交換!

現状保有しているのはSSD500GBの1つのみ。SATA-USB変換コネクタは以前から持っていたので、あとはSSDを4つ追加購入。購入はクローンソフトの関係もあり、すべてWesternDigital社製のSSD(RedかBlue)で統一した。容量については悩んだが、使用領域が現在は500GBもないため、結果的にすべて500GBを購入した。

クローンの手順は、便利なことにGoogle先生から検索すればだいたい理解できた。

交換時の注意事項

(1)パーティションのスタイルを事前に知っていくこと

クローン処理を行う際に、新しいSSDを初期化する必要があるが、そのパソコンにあったフォーマットスタイルが必要。古い機器はMBRが多いが、最近ではGPTのようである。「ディスクの管理」にて現行のハードディスクのプロパティで調べておく。SSDを接続した際にどのスタイルで初期化を行う。

(2)変換マウンタが必要

通常のデスクトップのパソコンであれば3.5インチのディスクが装着されている。(ミニタワー型等であれば2.5インチの可能性もある。事前に箱を開けてみておけばよい)新しいSSDは2.5インチ。よって、正常に装着するために、3.5インチの設置場所にカウンタを装着し、2.5インチのSSDを装着できるようにする。1000円もしないので、ブラブラさせずねじで完全装着をした方がよい。

(3)SSDの容量

現状のハードディスクの容量については前述の「ディスクの管理」にて該当のディスクを見ればわかる。通常のCdoraibuだけではなく、システム予約のパーティションなどもあり、そもそも装着されているディスクの容量を見て、購入する容量を判断する。今回は利用している容量はすべて(5台とも)500GBで収まっていたので、すべて500GBを購入した。また上記の通り、クローン処理させるソフトも「Acronis True Image WD Edition」で決めていたので、すべてWesternDigital社製のものとした。他のクローンソフトもあるのでしょうが、過去にノートPCで利用実績があり、無料で利用できることから当ソフトに決めた。

結果発表!!

最初は手順に戸惑ったが何とか終了。測定アプリを使ってベンチマーク実施。  交換前⇒交換後の状態

デスクトップ1号機  製造年月 2011年3月 i7-2600@3.4GHz  MEM: 8GB 1TB

デスクトップ2号機  製造年月 2012年3月 i3-2120@3.3GHz MEM:8GB 1.5TB

デスクトップ3号機  製造年月 2012年6月 i5-3450@3.1GHz MEM:12GB 500GB

デスクトップ4号機  製造年月 2013年7月 i5-3470@3.2GHz MEM:12GB 1TB

デスクトップ5号機  製造年月 2013年10月 i7-4770@3.4GHz MEM:16GB 2TB

終わりに

数字で見ても早くなってことは一目瞭然。10年くらい使っている古いパソコンもサクサクと動いてくれる。

電源を投入後、どのパソコンも10秒以内にはログインできる状態。

素晴らしい!! これでまた当分、使える!!

久しぶりの機械いじりに満足を得た今日頃ごろでした。。